藤沢市は6月10日(月)から、優れた技能で産業の発展を支える「藤沢マイスター」の募集を開始する。7月12日(金)まで。

応募資格は市内在住・在勤の技能者・技術者。建設関係や窯業・土石、食料品、衣服・繊維製品関係など、12の部門で応募できる。文化芸術分野は対象外となる。

選定は、今年8月から専門機関や学識経験者などで構成される選考委員が行い、12月から来年1月にマイスターが認定される。人数は3人以内。

主な認定要件としては、技術の高さに加え、後進の目標となり、後継育成と産業発展に資する活動を行ってきた人。

マイスター認定後に市が実施する講演会や実演、体験教室などに協力することも条件に挙げられる。認定者には賞状、記念品、奨励金が授与される。

応募方法は市産業労働課、各市民センター、市ホームページなどに記載の応募条件を確認の上、推薦書に職種の名称、従事年数、業務内容など必要事項を記入して同課労政担当(〒251-8601藤沢市朝日町1の1本庁舎8階)まで、郵送またはメールで申し込み。他薦の場合は本人の同意が必要となる。

藤沢マイスターは、市内で技能及び技術を尊重する風土を醸成することなどを目的に、2013年から始まった。これまでに建築大工、造園師、フラワーデザイナー、ワイン醸造など16人の技能者たちを認定した。

問い合わせは同課【電話】0466・50・8222。