通院時のタクシー代を節約できるのはもちろんのこと、家族の負担を減らすためにも、病院は近い方がいい、これ絶対!!

新居選びの条件2:価値が下がらないこと

私は「家は買った時がピークで、住めば住むほど価値が落ちていく」というのが、常識だと思っていたのですが、東京はさにあらず。築50年でも60年でも、立地が抜群によければ価値は落ちません。

こちらは現在居住中の、30㎡1ルーム。12畳ほどの空間ですが夫婦2人と猫と預かり犬と暮らしていますが、さほど狭さは感じません(筆者撮影)

古くなっても都心の駅チカ(駅徒歩7分以内)で、複数の路線へのアクセスが可能なら、10年住んでも買った値段と同じぐらいの価格で売れるマンションって結構あります。そこに住めば、実質家賃は0円。厳密に言うと税金などもろもろありますが、それを加味しても賃貸より全然安く住めたりします。

そうなると「持ち家は簡単に売れないから、家を買ったらそこに定住しないといけない」という固定観念も覆されます。売っても損をしないから、賃貸と同じぐらいの気軽さで引っ越しすることも可能です。軽快なフットワークで「病院を転院するから引っ越そう」なんてこともできちゃいます。

引っ越し先の利便性について触れておくと、当然のことながら徒歩圏内の生活インフラはバッチリです。街は大いに賑わい、徒歩圏内で買い物も外食も事足りる、不便のない住環境が整っています。

今も住んでいるため売りに出すのはまだ先ですが、ターミナル駅徒歩10分以内、5路線以上利用可という抜群の立地のため、損することなく手放せそうです(筆者撮影)