「十字」を描くようにつながっています…。

渋滞の名所ではあるけれど…

 2024年のゴールデンウィーク後半初日の5月3日(金)。各地の高速道路では下り線を中心に、激しい渋滞が発生しています。中でも東京都西部に位置する八王子JCTは、そこから中央道の都心方面だけでなく、圏央道の内回り・外回り双方に渋滞が延びる傾向があります。
 
 昼過ぎの時点で、中央道下り線は相模湖東IC付近を先頭に9km、そこから連続するように八王子JCTを挟み元八王子バス停付近まで8km渋滞しています。一方の圏央道も、内回り(茅ヶ崎方面)がJCTを先頭にあきる野IC付近まで9km、外回り(つくば方面)が同じく相模原IC付近まで11km、それぞれ渋滞しています。つまり、例えば茅ヶ崎方面から山梨方面へ行こうとすると、あわせて20kmの渋滞を抜ける必要があります。

 渋滞の根本的な原因は、JCTでの合流というよりも、相模湖IC付近での上り坂です。速度が低下するうえ、後続はクルマが集中しているため、激しい渋滞が引き起こされます。対策として現在、相模湖出口車線(下り)を東京側へ約2km延長し、車線数を増やす(付加車線)工事が行われています。

 八王子JCT付近の渋滞へは、そこを通過したとみられる利用者から、SNS上で「渋滞エグい」「早起きしたけどすでに渋滞だった」「相模湖までは一般道で行った」といった声が聞かれました。