福島県の相馬地方広域消防本部で多数のパワハラ行為が確認された問題で、職員2人が停職処分を受けました。

相馬地方広域消防本部でのパワハラ問題については去年12月から第三者委員会が調査を行い、職員4人によるパワハラが確認されていました。消防本部はこのうち2人を4月19日付けで停職処分にしました。

消防本部によりますと、停職3か月の処分を受けたのは南相馬消防署鹿島分署の男性消防司令(51)で、日常的に後輩職員の肩を殴るなどの暴行や、暴言が確認されました。

停職1か月の処分を受けたのは、消防本部の男性消防司令(50)で、日常的に後輩職員への暴行や「やめろ」「死ねばいいのに」などの暴言が確認されました。

消防本部は、ほかの2人の処分についても第三者委員会の調査を踏まえ検討するとしています。