ゴールデンウィーク最終日の6日、福島県内各地の行楽地は多くの人たちでにぎわいました。

このうち会津若松市の鶴ヶ城公園は、午前中から多くの観光客でにぎわいました。
会津若松観光ビューローによりますと、今年のゴールデンウィークは、1日平均でおよそ8000人が訪れ、新型コロナウイルスの感染拡大前の9割ほどに回復しているということです。

【神奈川県から訪れた人】「(鶴ヶ城は)どの角度から見てもかっこいいなと思いました」

【宮城県から訪れた人】「ソースカツ丼を食べて、そのあとは地酒を購入しようかなと思っています」

一方、宿場町として栄え、茅葺屋根の古民家が立ち並ぶ下郷町の大内宿では。

【大内宿観光協会・田沼一俊事務局長】「駐車場は台数的には普通車で400台くらいとまれる台数があるんですが、早い段階で満車になり、午前中のうちから渋滞が発生した」

この連休中は、多い日で一日におよそ7800人が訪れる日もあったといい、5日までに県内外から5万人ほどが訪れたということです。

【大内宿観光協会・田沼一俊事務局長】「円安とか、物価高とかそういうのが一因であって、近隣の近い観光地に来ていただいているのかなと思います」

通りでは、焼きたての焼き団子を食べる姿も見られ、訪れた人たちは思い思いにゴールデンウイーク最終日を楽しんでいました。

【大内宿観光協会・田沼一俊事務局長】「(購入するのは)地元で作られているものとか、そういうものが中心かなと思います。それと、大内宿といえばネギソバなので、食堂さんは大変にぎわっているようにみうけられました」