連休中にステージで多くの人を魅了した、福島県いわき市にあるスパリゾートハワイアンズのフラガール。

連休明けの7日の仕事の舞台は、小学校です。

小学校の体育館で華麗な踊りを見せるフラガール。福島市の水保小学校で行われたのは、震災を経験したフラガールの出前授業。「生き抜く力」をテーマに震災の体験や避難の大切さを伝えます。

郡山市で被災したフラガール・新妻愛海さん「帰りの会をしていたらゴゴゴという地響きが床から聞こえる。ぎゅっと机をつかんで頭と体を守って、揺れが収まるのを待ちました」

震災の後に生まれた子どもたち。フラガールの言葉を真剣な表情で聞いていました。

6年生の児童「経験してきたことをいろいろ話してくれたから、まだ生まれてなかったから分かってよかった」

新妻愛海さん「いつも過ごしている日常生活が当たり前ではないということ、今を大切に生きてほしいということを学んでほしい」

授業の後は、子どもたちとともに、フラダンスを体験して、交流を深めていました。この取り組みをいわき市以外で行うのは初めてだということで、今後は、県内すべての市町村でもこの出前授業を予定しているということです。