最大10連休となったゴールデンウィークが終わり、7日朝は、通勤通学など普段通りの光景が見られました。連休をどのように過ごしたのか、街の人に聞きました。

7日朝のJR郡山駅前は、強い雨が降るあいにくの天気に。それでも、連休から気持ちを切り替えて職場や学校に向かう人たちの姿が多く見られました。

TUF

会社員「単身赴任しているので、福岡の自宅に帰った。(家族と)食事に行ったり遊んだりした。リフレッシュできた」

その一方で、中にはまだ休みが続くという、うらやましい人も…。

60代「(休みを)3日から10日まで取っている。まだまだこれから、雨だからゆっくりしながら郡山や福島県を散策したい」

ただ、今年は連休が分散したこともあり、普段通り過ごしたという声も多く聞かれました。

大学生「ずっとアルバイトをしていた。飲食店で働いている。(お客さんが)オープン時からずっと入っていて、ずっと混んでいて暇にならなかった」
接客業「休みなく仕事で終わってしまった。今月末に4連休くらいとって旅行に行こうと思う」

鶴ヶ城はコロナ前の9割ほどに回復

一方、会津若松市の鶴ヶ城公園で、連休明けの園内をにぎわせていたのは、台湾からの団体旅行客。

台湾のツアーガイド「きのう飛行機に乗って新潟にいって、きょう福島に来て」

5泊6日の日程で来日し、福島を訪れた旅行者たち。歴史的な円安もあって、インバウンドは好調なようです。

台湾のツアーガイド「(会津は)人が優しくて、ラーメンはおいしい。素敵な場所です」

会津若松観光ビューローによりますと、この連休、鶴ヶ城公園には、およそ4万人が訪れ、コロナ前の9割ほどに、回復したということです。

また、いわき市のアクアマリンふくしまにはゴールデンウィーク期間中、5万2000人あまりが訪れました。アクアマリンによりますと、今年は、5連休があった去年と比べて600人ほど減りましたが、連日にぎわいを見せ、4日(土)にはおよそ1万1000人が訪れたということです。

一方、JR東日本によりますと、東北新幹線の那須塩原〜郡山間を利用した人はおよそ103万6000人で、去年と比べて1万6000人ほど増えました。最も利用客が多かったのは6日で、上りをおよそ8万5000人が利用し、去年の最も多かった日より1割ほど増えたということです。