庄内の春の味覚、湯田川孟宗(ゆたがわもうそう)の集荷がきょうから始まりました。

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次々と車から運び出されるカゴ。

中には山形県鶴岡市湯田川の特産「湯田川孟宗」が入っています。

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地域の山で収穫されたこのタケノコはえぐみが少なく、春の直売がはじまると、平日の早朝から多くの人が買い求めに来ることで知られています。

直売所ではけさ、あさってのオープンにむけて、朝採れたばかりのタケノコが次々と集荷されていました。

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関係者によりますと、湯田川孟宗は豊作の「表年」と豊作まではいかない「裏年」が1年ずつ繰り返されているということです。

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ことしは豊作の表年にあたり、けさ6時半からの1時間で、去年の初集荷に比べて100キロ多い、およそ470キロが集まりました。

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JA鶴岡では、今シーズンは去年の倍の12トンの収穫を見込んでいるということです。

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JA鶴岡湯田川孟宗部会 佐藤久男 会長「湯田川孟宗はえぐみも無く柔らかく、美味しい孟宗ですので、皆さん大勢おこしになってお食べ下さい」

こちらは、タケノコ採り名人の齋藤金廣さん。20年以上タケノコ採りを続けているベテランです。

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「ご覧の通りこの急斜面で足場が大変悪い中で掘るのが一番難しい」

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それでも今年は豊作が見込まれる「表年」とあって気合が入っています。

タケノコ採り名人 齋藤金廣さん「初日から73キロ採れたので、すごくいいと思います。去年は採り初めで5キロぐらいでしたから。連休中、内陸の方からお客さんが並ぶので、一生懸命採りたいと思います」

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湯田川孟宗の直売所はあさって午前7時30分にオープンします。無くなり次第終了で、1時間前に整理券を配るということです。

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