10代女性の下半身を触ったなどとして、鶴岡市の職員の男が逮捕された事件で、男は犯行当日も市役所に出勤し、退勤後に犯行に及んだとみられることがわかりました。
不同意わいせつの疑いで逮捕・送検されたのは、鶴岡市役所温海庁舎の、会計年度任用職員の男（64）です。
警察によりますと、男は先月1日の午後、県内で10代女性の下半身を触るなどした疑いがもたれています。
被害女性とは面識があり、男は容疑を認めているということです。
警察の調べでは、男は建物内で、周囲には複数の人がいる中、犯行に及んだということです。
鶴岡市 皆川治 市長「申し訳ございません」
職員の逮捕を受け、鶴岡市は昨夜、会見を開き、犯行当日の先月1日も通常通り勤務していたことを明らかにしました。
鶴岡市 皆川治 市長「4月1日（犯行当日）は、午前9時から午後4時まで勤務していたので、勤務時間中ではないと承知している」
男は、去年の7月から市の会計年度任用職員になり、集落に出向いて課題を聞き取るなど、コミュニティ組織の支援を行う業務をしていました。
犯行当日、男は午前9時から午後4時まで庁舎内で勤務していたということで、退勤後に犯行に及んだとみられます。
その後も特に変わった様子はなく、これまで、市に男から「警察の事情聴取を受けた」などといった申告はありませんでした。
逮捕されたきのうは、無断欠勤していたということです。
市では、事実確認をした上で、厳正な処分を行うとしています。
