庄内浜の夏の味覚岩ガキの漁がきょう解禁されました。漁師たちがさっそくプリップリのカキを水揚げしていました。

TUY

きょう岩ガキ漁が解禁されたのは庄内浜の2つの地域です。山形県遊佐町の吹浦港では早朝から6隻の船が岩ガキ漁を行ない、漁を終えた漁師たちが続々と水揚げしていました。

TUY

この作業は牡蠣磨きと呼ばれます。包丁で岩ガキについた藻を取り除く作業ですが、実はこの藻が、岩ガキの成長の証。出荷サイズに育つまで早くて3年はかかるからこそ、つくものだそうです。

TUY
TUY

吹浦港で水揚げされる岩ガキは、鳥海山からミネラル分が豊富な伏流水が流れ込むことから、ふっくらと丸々しているのが特徴だそうです。

TUY


エビス 篠川尚宏さん「まだ始まりだからこれからだんだん中のミルクの部分が増えてくる。例年並みには入ってますね」

吉田航 記者「吹浦産のミネラルたっぷりのカキいただいていみたいと思います。
非常にクリーミーで海のミネラルをダイレクトに食べているかのような旨みがあります。非常に美味しいです」

水深10メートルほどを素潜りして収穫する岩ガキ。1人あたり、収穫は一回で5箱までと制限を設けて漁を行なっています。

TUY

エビス 篠川尚宏さん「付き育ち方さまざまあるし自然のことだから毎年同じような感じにはいかないがその中でなるべくいいカキを出せるように努力している」

TUY

吹浦港近くで海産物の販売を行なう店も漁の解禁に期待をよせています。

ヤマサ鮮魚 佐藤左優美さん「今もこちらに食べに来られた方いるんですが残念ながら1日違いで食べられなくて。土日はお客さん期待してこられると思う」

TUY

きょう水揚げされた岩ガキはあす朝6時30分からセリにかけられ、庄内の飲食店や鮮魚店などで随時取扱いが始まります。

TUY