日本酒の需要が回復し酒瓶が不足しているため、食品卸大手が瓶を缶に切り替えての販売を始めました。

 日本酒を入れる瓶の年間出荷本数は2019年は6540万本でしたが、2022年には4653万本に減少し現在、瓶が足りなくなっています。

 新型コロナの影響で居酒屋などでの需要が減り、一部の瓶メーカーが製造を停止したことや、輸出が増えて瓶のリサイクルが減少しているためです。

 食品卸大手の日本アクセスは日本酒の一部を瓶からアルミ缶に切り替えて販売しています。

 アルミ缶のリサイクル率は9割を超えていて、缶への切り替えが他社にも広がる可能性があります。