LINE利用者の個人情報が大量に漏洩(ろうえい)した問題の再発防止策として、LINEヤフーは150億円をかけてセキュリティー強化を図ると発表しました。

LINEヤフー 出澤剛社長
「ユーザーの皆様に安心してサービスをご利用いただけるようセキュリティーガバナンスの確立に今後も注力をして参ります」

 LINEヤフーは去年11月以降、不正アクセスにより、取引先やLINEアプリ利用者などの個人データおよそ52万件が流出しました。

 LINEヤフーの出澤社長はセキュリティー強化策を加速させるとして、2024年度におよそ150億円投じると明らかにしました。

 ネットワークを防御する「ファイアウォール」の強化などにあてます。

 このほか、漏洩の原因となった韓国のIT企業で大株主のネイバーとの委託関係をほぼすべてのサービスで終了し、自社で行っていくとしています。