乃木坂46阪口珠美(22)が22日、自身の公式ブログを更新し、グループからの卒業を発表した。
阪口は14歳の時に、乃木坂46に3期生として加入した。先月30日にはブログで、今年6月25日に初写真集を発売することを報告していた。
以下、ブログ全文

さかぐち 坂道 登り坂! たまにはたまみと登ってね。乃木坂46 3期生阪口珠美です。
みなさんにお知らせです。今シングルの活動をもちまして乃木坂46を卒業します。
14歳の春に、乃木坂46 3期生オーディションセミナーに参加してから夢だったはずの世界が現実になって、この日まで約8年間自分の居場所となりました。
いつもいつも言いますが、私は乃木坂46が大好きで「乃木坂みたいなアイドルになりたい」から「本物の乃木坂46になりたい」という夢に向かいました。
このグループに入る事だけが人生の夢だったのでこの先のこと、目標は考えられなくて、思い返すと悔しい事やつらいことも多かったのですが...とっても温かくて居心地の良いこの場所に幸せを感じて過ごしていました。
大好きな先輩方が全員ご卒業されて、寂しい気持ちからなかなか抜け出せずにいた時期が続いたり。大好きだったライブが耳の不調もあり、つらく感じてしまうようになったり。もうダメかなと何度も何度も卒業を考えた瞬間はあったけれど、そんな時は踏ん張ってグループを引っ張っていこうと頑張り続ける同期や頼もしい後輩の姿、気持ちを理解してくださるスタッフさん方のお陰で「もう少し、もう少し…」と、また頑張る気持ちに動かされていました。それにずっと私を応援してくださる皆さんの事も考えると、大好きな乃木坂46から離れる決心がなかなか出来ませんでした。
そんな私が卒業を決心したのは33枚目シングルのアンダーライブです。あの時のステージがそれまでと違って心身の不安を忘れてしまうほどに以前のように心からライブを楽しめて、この上ない達成感を感じました。特別何かいつもと違うライブだったというわけではないのに大袈裟(げさ)な言い方かもしれませんが自分の中で「私はやりきった!これ以上はもうないな」と感じ、その時に卒業を決心しました。
加入当初は無鉄砲で度胸もあります!とポジティブで自信満々だったのにどんどん消極的になったし、慎重で心配性になったし。そんな私はアイドルとしては応援していてもどかしく、なかなか皆さんに喜んでもらえる事ができなかったかも…と申し訳ない気持ちもあります。でもそんな私の事をここまで皆さんが支えてくれてついてきてくれて。うれしい時は一緒にたくさん喜んでくれて、いつも私の気持ちに寄り添ってくださいました。
皆さんのお陰で私は8年間頑張れました。加入前の活動を含めるとアイドルとして頑張ると決めて10年! 普通の学生生活は送れなかったけど、そのかわりにたくさんのご縁に恵まれて他では味わえないかけがえのない場所で。成長させていただけたと思っています。
グループ活動をしている間は他の事は考えられなかった不器用な私なのでこれからは今までできなかった事をしたり、少し考える時間を作ったり、勉強もしたい。22歳からの自分と向き合ってこれからの目標や夢を見つけてここからまた新しい夢に向かおうと思います。
いつまでもず?っと皆さんのこと忘れませんからね! 今まで支えてくれて心底ありがとうございました。
最後に、「大好きな乃木坂46になれた証」として記念の写真集を6/25に発売させていただきます。乃木坂46のメンバーとしての誇りと大好きな気持ちをこめた自信満々な一冊です。「青いバラ」たくさんの方に見ていただきたいです。
卒業の日程は35枚目シングル「チャンスは平等」の活動期間の7月までとなる予定です。
卒業のことをひなちゃんとあーやに伝えた際に目の前で涙をいっぱい浮かべてくれました。かわいいなぁ。私は自分が大好きな先輩に憧れた時のように、憧れてもらえる存在になりたいと言う夢までここでかなえることができました。乃木坂46の一員になる夢を叶えたあとも無理と思っていた沢山の願いを叶えられたことはこれからの私の人生の大きな自信になります。
残り約2カ月ですが最後に目いっぱい、乃木坂46を感じてメンバーとスタッフさんとそしてたまみおしの皆さんと幸せな時間を過ごしたいと思っています。読んでくれてありがとうございました。