日本航空は、機体同士の翼が接触するなど安全上のトラブルが相次いだことを受け、再発防止策を提出しました。滞在先でのスタッフの禁酒も含まれています。

日本航空 鳥取三津子社長
「改めまして社会の皆様、お客様の皆様には大変ご迷惑をお掛け致しましたことを改めておわび申し上げます」

 日本航空の鳥取三津子社長は、11日、国交省を訪れ、羽田空港で機体同士の翼が接触したりするなど、去年11月以降に5件相次いだ安全上のトラブルについて再発防止策を提出しました。

 機長が同僚らと飲酒した際のトラブルもあったため、防止策には、当面、すべてのパイロットと客室乗務員について、滞在先での「飲酒」を禁止するという内容も含まれています。

 日本航空は、経営陣の安全に対する意識を再徹底するとともに、改めて社員教育を進めていくとしています。