110番の通信指令などのシステムを支える東京都警察情報通信部が1日、創立70年を迎えました。

緒方禎己警視総監
「あらゆる現場に通信は必要とされる。都民・国民の生命、身体、財産、そして現場の警察官の安全を背負っている」

 1954年に発足し、今月1日で創立70年を迎えた東京都警察情報通信部は110番の通信指令や警察無線など警視庁の通信インフラを支えてきました。

機動通信第1課 本橋周子技官(25)
「設置した通信機器で事件が検挙、解決に至っていく時にやりがいを感じる。期待に応えられる技官になれるよう精進する」

 現在では現場の状況をいち早く確認できる映像伝送にも力を入れていて、今年1月に発生した能登半島地震では被災地の映像をリアルタイムで送り続けたことで救助などに大きく貢献しました。