能登半島地震の津波によって使えなくなった漁の網などが「災害ごみ」として認められず、廃棄費用を巡って漁師の人たちが頭を抱えています。

■処理費用“100万円以上” 漁師が苦悩

港の一角に山積みにされた網やロープ

 石川県珠洲市にある港の一角に山積みにされた網やロープ。

漁師歴40年・蟹谷博樹さん(61)

 地震と津波で自宅や船を失った漁師歴40年の蟹谷博樹さん(61)は、使い物にならなくなった道具の回収に追われる日々を送っています。しかし…。

道具の回収費「100万円ではきかない」
蟹谷さん
「業者に頼めば、100万円ではきかない。網とかロープとか、海に使う物は漁協がやってくれと」
「災害ごみ」なら無料廃棄だが…

 通常、地震や津波で壊された物は自治体によって、災害ごみとして認められれば、無料で廃棄することができます。

 しかし、漁師たちは自分たちで費用を支払って、網やロープを産業廃棄物の業者に処分を依頼しなければならないというのです。

 一体、なぜこのような事態になっているのでしょうか。


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