イスラエル軍は6日、ガザ地区南部ラファの一部の住民に避難するよう要求した。地上侵攻の懸念が高まるなか、イスラム組織「ハマス」はイスラエルとの休戦案を受け入れると発表した。

■「退避せよ」ビラやメッセージで要求

ガザ地区南部ラファ

 ガザ地区南部ラファ。連日のように空爆が続き、一般市民への被害が拡大している。

 イスラエルとイスラム組織「ハマス」は4日からアメリカなどを交え、休戦協議を続けてきた。

交渉は難航

 CIA長官が中東を訪問するなどの動きもあったが、イスラエルが一時的な休戦を提案する一方、ハマスは恒久的な停戦を求め、交渉は難航していた。

イスラエル ネタニヤフ首相
イスラエル ネタニヤフ首相
「我々の未来を守るため、ラファでも敵に勝つ。勝利のために必要なことを行う」
イスラエル軍が避難要求

 当初からラファへの侵攻を明確に打ち出していたネタニヤフ政権。イスラエル軍は6日、ラファ東部の住民に対してビラや携帯電話へのメッセージなどで、ある要求を行っていた。

ビラには…

 住民が持っているビラには、「緊急警告 人道エリアへ直ちに退避せよ」と書かれている。

ラファ住民
「毎日、空爆されている。いっそ、ラファに侵攻すればいい。もう終わりにしてほしい。どうせ私たちを全滅させるつもりだ」


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