金曜夜9時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【食材ハンター野人谷田&驚きの遠距離通学 特別編!】を放送。

「テレ東プラス」では、5月17日(金)に放送された番組の中から、「開かずの金庫を開けろ!」の内容をプレイバックします。

【動画】日本一の鉱都に眠る<謎の金庫>中には何が!?

リポーターのワタリ119がやって来たのは、群馬県みどり市の大間々駅。「わたらせ渓谷鐵道」沿線のどこかに、開かずの金庫があるそう。

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今回の依頼主は、「わたらせ渓谷鐵道」の品川社長。社長の案内で、開かずの金庫がある場所までディーゼル列車で移動します。
出発地の大間々駅の駅舎とプラットホームは国の登録有形文化財。沿線でも文化的価値の高い お宝が数多く見られ、手掘りのトンネルやノスタルジックな駅舎など、国の登録有形文化財が 38カ所もあるというから驚きです。出発から約1時間、列車は栃木県に突入。数々のお宝スポットを通過し、開かずの金庫にも関係する“あるもの”を運んでいた馬車鉄道跡を眺め、いよいよ目的地へ!

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降り立ったのは、大正元年開業の通洞駅。駅のすぐ近くには、足尾銅山の「通洞坑」があります。
明治時代には全国の銅の40%を産出する日本一の鉱山だった足尾銅山。「わたらせ渓谷鐵道」こと旧「足尾鐵道」は、その銅を運ぶために作られたのです。

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品川社長が「お金もたくさんあった」と話すこの地は、かつては一大鉱都となった一方で公害にも苦しみ、その対策に取り組んだ光と影を併せ持ちます。
そんな足尾銅山の玄関口・通洞駅にある開かずの金庫には、どんなお宝が入っているのでしょうか。

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金庫は駅の利用者の目にも留まりやすい場所にありました。歴代の駅員間でも金庫についての引き継ぎはなく、いつから開いていないかも不明です。

開錠に挑むのは、どんな金庫も開ける無敵の鍵職人・玉置恭一。
玉置の見立てによると、こちらは明治から大正時代の金庫で、ダイヤルの組み合わせは11万592通り!

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地元住民に見守られながら、開錠作戦スタート! 足尾銅山では金銀も採れたことから、お宝への期待が膨らみます。

ギャラリーの熱気に背中を押された玉置は、わずか30分で開錠に成功! 品川社長が「金のニオイがします」と金庫を開けると、中には木の扉と4つの引き出しが。

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扉の中には何も入っていませんでした。上段・中段にも中身はなく、残るは下段の引き出しのみ。「大事なものは一番下に」と品川社長が期待を込めて開くと…

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残念!すべて空っぽでした。
「これだけの金銀銅の産地で…」と肩を落とす社長に、地元住民は大笑い! 「わたらせ渓谷鐡道」と足尾銅山の歴史を感じる金庫開錠でした。