レアル・マドリーのブラジル代表DFエデル・ミリトン。その回復状況をスペイン『Relevo』がレポートする。

今季ラ・リーガ開幕戦で左ヒザ前十字じん帯断裂…全治最大8カ月の重傷を負ったミリトン。マドリーにとってはGKティボー・クルトワも同じ診断が出たばかり…まさに苦難の船出となった。

あれから約7カ月、守備陣の主力2人を欠いてもラ・リーガ首位にCLベスト8と、アンチェロッティ・マドリーのタフネスぶりに改めて拍手を送りたいところ。悲運のクルトワはさておき、ミリトンの公式戦復帰が待たれる春が来た。

カルロ・アンチェロッティ監督も15日時点で「31日のアスレティック・ビルバオ戦で復帰できるかも」と話している。

しかし、復帰間近だったクルトワの逆(右)ヒザ前十字じん帯断裂という悲劇に恐れ慄いたクラブは、より慎重に、慎重に。ミリトンはすでに練習再開も、ほんのわずかなリスクも冒さない方針に振り切ったという。

ちらほら「4月9日・17日のCLマンチェスター・シティ戦、どちらかで復帰か?」とも伝えられるが、前述のように、具体的な目標は定められていないとのこと。とにかく慎重に慎重に、ミリトンの状態をチェックし続けているようだ。

ちなみに、31日のアスレティック戦で復帰する可能性は『Relevo』いわくゼロ。左ヒザに痛みはなく、ボールを扱うトレーニングもこなしているようだが、「マドリーはまだまだ様子見」とみられている。