アタランタは28日、セリエA第34節でエンポリをホームに迎え、2-0で快勝した。

前節モンツァに勝利した6位アタランタ(勝ち点54/1試合未消化)は、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の5位ローマを4ポイント差で追う中、4日前のコッパ・イタリアではフィオレンティーナを下して決勝に進出。そのアタランタはコープマイネルスやデ・ケテラエルをベンチスタートとした。

16位エンポリ(勝ち点31)に対し、最前線にトゥーレ、シャドーにルックマンとミランチュクを据える[3-4-2-1]で臨んだアタランタがやや押し込む展開で立ち上がっていく。

しかしシュートに繋げることはできず膠着した展開が続いた。それでも39分、アタランタがPKを獲得。ボックス左に抜け出したルックマンのクロスに合わせにかかったトゥーレが相手DFに倒されると、VARの末にPK判定となった。

このPKをパシャリッチが決めて先制したアタランタは迎えた後半、開始6分に追加点。ドリブルで持ち上がったルックマンがボックス手前左から左足ミドルでゴールに突き刺した。

その後はアタランタが試合をコントロールして時間を消化。主力のデ・ローンらをお役御免としていった中、エンポリの反撃を許さず試合をクローズ。シャットアウト勝利で連勝とし、5位ローマに2ポイント差としている。

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