オーストリアサッカー協会(OFB)はラルフ・ラングニック監督(65)の残留を願っているようだ。

トーマス・トゥヘル監督の退任決定により、注目されるバイエルンの次期監督。レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督をはじめ、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督を呼び戻す報道もあったが、いずれも流れ、現在はラングニック氏が有力な候補と目される。

交渉も始まり、バイエルン行きをほぼ確実とする見方が多くあるが、ドイツ『スカイ』によると、クラウス・ミッテルドルファーOFB会長は「まだオープンだ。近いうちに我々のためになる決断が下されるのを願う。決断は本人次第だがね」と残留決着を願う発言をした。

また、「彼はまだ最終決断を下していない。我々はオーストリアにとどまり、ともに道を歩み続けてくれるなら、価値があることだと伝えている」とも述べ、改めて残留を希望した。

「バイエルンとはまだ何の接触もないし、私も動いてはいない。我々の大きな目標はラングニックを素晴らしい監督として、オーストリアに残ることだ」

なお、ラングニック監督とオーストリアの契約は2026年まで。バイエルンのサポーターからはあまり歓迎されていないとの報道もあるが、去就やいかに。