オリンピアコス指揮官がヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝進出にコメントした。

準決勝でアストン・ビラと激突したオリンピアコス。敵地戦だった1stレグを4-2で先勝すると、9日に行われたホームでの2ndレグも2-0で勝ち切り、2戦合計6-2でファイナル行きを決めた。

アテネを舞台としたフィオレンティーナとのタイトルマッチに導いたホセ・ルイス・メンディリバル監督は試合後、『Cosmote TV』でビラを連破しての結果を素直に喜んだ。

「非常に嬉しいよ。2点目の後も逆転されるのではないかと不安だった。自分たちの可能性を認識し、選手も、私もアストン・ビラを追いやれると強く信じてはいたがね。彼らは我々のプレースタイルに似たチームだ」

今年2月に着任したばかりのスペイン人指揮官はまた、「オリンピアコスに来たときは欧州でここまで成績を出せるとは思ってもいなかった」とし、喜びの思いを続けた。

「チームの情報を集めるなかで、徐々に欧州でも良い成績を出せると信じられるようになっていった。良く働き、良いプレーをしたし、決勝進出に値する。ここに来る機会をくれたクラブに感謝だ」

「我々の選手たちは非常に難しいシーズンを過ごしてきたし、ここまでたどり着けたのは大きな喜びだ。ピッチで日々頑張る我々全員にとって、そしてオリンピアコスのファンにとってね」

なお、メンディリバル監督は昨季途中就任でセビージャをヨーロッパリーグ(EL)優勝に導いており、ECL制覇となれば、2シーズン連続で途中からの指揮で欧州制覇となる。