農業用の資材置き場に置いてあった、動かなくなっていた車を、ユニック車を使って盗んだベトナム国籍の男が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、山梨県甲府市下河原町の会社員で、ベトナム国籍のド スアン クアン容疑者33歳です。

ド容疑者は今年3月、山梨県笛吹市八代町内の農業用の資材置き場に置かれていた、動かなくなった車、時価2万円相当を、所有していたユニック車に乗せて持ち去った疑いが持たれています。

現場から離れた畑で作業していた、50代男性の車の所有者が、資材置き場に戻ってきたところ、車が無くなっていることに気づき、警察に被害届を提出しました。

警察は付近の防犯カメラの映像などから、ド容疑者を特定し、逮捕しました。

警察によりますと持ち去った車は、解体業者などに売却されたとみられています。

ド容疑者は「持ち去ったことは認めるが、許可を得て持って行った」と容疑を否認しています。

警察がド容疑者の余罪の有無も含めて事件の詳しい経緯などを調べています。