“コーヒーは楽しい時間を支える脇役”というコンセプトのもと 2014年に開業したコーヒー豆専門店「TORIBA COFFEE(トリバコーヒー)」が、2024年4月26日に新ブランド「TORIBAR(トリバール)」を新感覚フードコート「日本橋COMMISSARY(カミサリー)」にオープン。

どのような店なのか、担当者に話を聞いた。

――新店舗オープンの意図や狙い、ターゲットは?
ブランドの創業地が銀座であったり、重厚感のある内装であったり、これまでの「TORIBA COFFEE」は少し敷居が高く感じられたかもしれません。このたびオープンした「TORIBAR」は、お客様もお店ももっと気軽に試せる、遊べるようなカフェです。小さなお子様、学生さん、お仕事の合間の大人までみんながふらっと立ち寄れる空間とメニューにしました。

――新店舗のイチオシ、目玉となるものは?
アメリカーノ&オレンジやエスプレッソチャイ、最中の器とスプーンで食べるソフトクリームなど、ちょっと変わったメニューを取りそろえています。また、お店が入るフードコート「日本橋COMMISSARY」には、ドーナツやピザ、タコスなどのお店もあり、好きなものを好きな組み合わせで楽しめます。

――新店舗のアイデアはどのようにして生まれた?
これまで「TORIBA COFFEE」なりにさまざまなコト・モノを発信してきましたが、少し一方的な部分もあったかもしれない。これからは、“コーヒーは楽しい時間を支える脇役”という芯を体現するように、楽しい気持ちやワクワクする瞬間をお客様と共有、循環していきたい。このような想いから「TORIBAR」が生まれました。

――ユーザーへのメッセージは?
古くからある問屋さんやオフィスが立ち並ぶ東日本橋エリアに突如現れるアメリカンな「日本橋COMMISSARY」は、興味を引きつける魅力があります。「TORIBAR」は年齢も性別も関係なくいろいろな方に楽しんでもらえる空間にしていきます。みなさまとお会いできることを楽しみにしています!

■開業10周年のトリバコーヒーから新ブランド「TORIBAR(トリバール)」誕生
銀座7丁目からスタートした「TORIBA COFFEE」は、毎日飲んでも飲み飽きない、一人ひとりの生活に寄り添うオリジナルブレンド豆の販売をメインに、音楽やファッションなど、コーヒー以外のカルチャーを、イベントや商品を通じ、発信してきた。

2023年、“コーヒーやカルチャーを通じた楽しい時間”をより多くの人に届けたいという想いから、銀座にはなかったカフェスペースを併設する形で、東京・八重洲と京都・二条に移転オープン。そして、10周年を迎える2024年、「TORIBA COFFEE」はさらにもうワンステップ先へ進む。

「TORIBA」と「BAR」を合わせた新ブランド「TORIBAR」は、人々の生活に寄り添うイタリアのバール文化をヒントに、「より身軽に、気軽に、色んなことを“遊べる”POPなトリバを作りたい」という想いから誕生。

東京店・京都店と違い、カウンタースタイルの小さなお店だが、ドリンクメニューは、コーヒー×オレンジや、フロートなど、今までにない遊び心を加えたラインナップとなっている。

記念すべき1号店は、アメリカの工場から着想を得たフードコート「日本橋COMMISSARY」の一角。「PIZZA SLICE」のピザ、「sweetie shop Grandpa」のドーナツ、「KITADE TACOS」のタコス、「2杯目のビール」のクラフトビール、そして「TORIBAR」のドリンクがそろうこのワクワク空間で、大人も子どももワンちゃんも。みんなで楽しい時間を過ごそう。

■提供メニュー
アメリカーノやラテなどの定番ドリンクに加え、アメリカーノ&オレンジやエスプレッソチャイ、コーヒーにチョコレートとクリームを合わせたモカチーノなど個性的なドリンクも用意。

使用するコーヒーは、「TORIBAR」のために新しく作ったオリジナルブレンド。フラッと寄りたくなる垣根のないCOMMISSARYという場所の雰囲気に合わせ、土台となるベーシックなコーヒー豆に、ユニークなアフリカの豆を加えることで、奥行きの中にフルーティな風味と飲み飽きない複雑さを感じられるコーヒーに仕上げられている。

ミルク入りドリンクは、オーツミルクに変更可能だ。

さらに、「TORIBAR」ではオリジナルのレシピで開発した100%植物性ソフトクリームも登場。提供されるカップとスプーンはなんと最中の皮。ミルキーなソフトクリームと、ザクザク香ばしい皮を余すところなく味わうことができる、遊び心の詰まった一品だ。アメリカーノとのペアリングがおすすめ。

■お店の雰囲気
今までの「TORIBA COFFEE」のクラシックなイメージとは違い、誰でも立ち寄りやすいシンプルでPOPな雰囲気。「TORIBAR」がある「日本橋COMMISSARY」には個性的なお店が集まっており、食事や飲み物を好きな組み合わせで楽しむことができる。