■これまでのあらすじ
主人公・壮太は、妻と息子と3人暮らし。あるとき、あまりに育児に疲弊する妻を見かねて、自分が家事育児を経験して“何がどれだけ大変なのか”を検証することに。そして、親のペースでやるべきことをこなせば“そこまで大変じゃない”と感じた夫は、妻が怠けているようにしか見えなくなる。

その後、すでにいっぱいいっぱいの妻に「努力不足にしか見えない」と暴言を吐いたことをきっかけに、夫婦関係はますます悪化。限界を迎えた妻は実家に帰ってしまう。

慌てて義実家へ向かった夫は、義母から「産後うつになる可能性もあった」と言われ、初めて自分の過ちに気づく。帰宅後、自分自身の問題点を書き出すことで、妻をどれだけ追い詰めていたのかを実感し、「俺はバカだった」と猛省して…。






別居して1ヶ月半…突然妻が会ってくれることになり、俺は反省の気持ちを込めて丁寧に謝罪しました。妻は黙って俺の話に耳を傾けてくれ、あの時どれだけ苦しかったか本音を話してくれました。そして改めて「俺とは一緒に暮らせない」と伝えてきたのです…。

そう言われても、家族としてやり直したい俺は諦められませんでした。往生際が悪いのはわかっていますが、妻のことは本当に愛しているし、息子のことも愛している。ふたりとも俺の大事な家族なんです…。俺の情けない説得にも応じない妻は…まさか離婚を考えてるのか…?


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イラスト:花森はな、原案:ウーマンエキサイト編集部
(ウーマンエキサイト編集部)