仕事をしている女性にとって、育児休業からの復職は大きなターニングポイント。自分自身にも子どもの生活にもさまざまな変化が訪れ、これから職場復帰を控えている人は不安を抱えているかもしれません。そこで先輩ママの体験談をお届け。

今回は、温泉宿泊施設で正社員として働く女性のエピソードをご紹介します。

（31歳、子ども1歳・4歳、ホテル・旅行・アミューズメント／販売職・サービス系）

第二子の育休中に突然、異動が決まった

（※写真はイメージです）

土産物販売店、温泉宿泊施設、公園など複数の施設を管理運営する会社に勤める私。長らく土産物販売店にて勤務していた頃、2人目の子どもを妊娠し産休・育休を取得しました。

ところが、社内事情により育休中に温泉宿泊施設への異動することが決まり……。正社員として長く勤めていましたし、会社のやむを得ない事情も理解していましたので受け入れましたが、いざ復職してみると想像を絶する大変さでした。

4歳と1歳、2人の子育てと慣れない職場での仕事の両立はかなり難しく、夫や実家の両親の支え無しには成り立ちませんでした。

「なんでやさしくしてくれないの！」娘に言われ、衝撃が走った

（※写真はイメージです）

異動したばかりということもあり、覚えることも多くいっぱいいっぱいに。

それでも仕事中はなんとか笑顔を保てたのですが、家では毎日イライラしながら過ごしていました。

自分ではなんとかごまかしながらやって来たつもりでしたが、復職から1ヶ月程したある日、4歳の上の子に「なんで私ばっかりやさしくしてくれないの！」と泣きながら言われてしまって……。

頭を鈍器で殴られたような衝撃を受けました。

毎日のルーティンが思い通りにいかないと、八つ当たりしていた自分を猛反省

（※写真はイメージです）

毎日仕事から帰宅後、ごはんを食べ、お風呂に入り、歯磨きをして寝る、というルーティンの時間を守るため、とくに上の子に厳しい言い方をしてしまうことが増えていたように思います。

当然思い通りにいかないことも多かったのですが、家族に甘えて、子どもに八つ当たり。私がやっていたのは、本当に大人げないものだったと改めて気づかされて……。

まだ4歳の子に悲しい思いをさせてしまっていたことを、猛反省した出来事でした。

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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。