徳山大空襲から79年が経った10日周南市で犠牲者を偲ぶ追悼式が
おこなわれました。
追悼式には徳山大空襲の犠牲者の遺族ら約270人が参列しました。
海軍の燃料基地があった徳山は79年前の1945年5月10日に
アメリカ軍の戦闘機B29約80機による爆撃を受けました。
7月の空襲も含めて約1000人が犠牲となりました。
=周南市連合遺族会・大川勝也会長=
「私もおふくろの背中に背負われてモンペをはいてねお母さんが
東川におんぶされて逃げた記憶がございます」
日中戦争や太平洋戦争での周南市の犠牲者は4500人以上にのぼります。
=父親がフィリピンで戦死した女性=
「やはり平和というものはとても大事なものなので
みんな意識しなくてはいけないかなと思いますね」
参列者は同じ悲劇は二度と繰り返してはいけないと平和への思いを新たにしていました。