県の人口減少や少子化が深刻な課題となっている中、少し明るい情報です。
昨年度、県外からの移住者は4312人と過去最多を更新したことが分かりました。
これは移住促進策を検討する会議で報告されたものです。
県では人口減少のスピードをやわらげようと、移住支援サイトを充実させたり、
山口県に下見に来る時の交通費を補助する制度をつくったりするなど
移住者を増やす取り組みを進めています。
その結果、移住者は右肩上がりで増加していて、
昨年度は4312人と初めて4000人を超えました。
移住に関心がある人からの相談も1万2351件と過去最多を更新しました。
相談件数は全国9位の多さ、中四国地区では1位となっています。
=村岡知事=
「いろんなインフラも整っておりますし、便利で、
また大都市もすぐ福岡とか広島とか行こうと思えばすぐ近くにある、
また災害も非常に少ないということもあります。
そうした山口の住みよさということが多くの方に評価されているんだろうと思います」
今年度はSNSなどのデジタル発信を強化するほか、
県営住宅を「お試し暮らし住宅」として活用するなど
若者や子育て世代への働きかけを強める方針です。