自身が経営していた千葉県市原市内のエステ店で、医師免許を持たずに医療行為をし、客に重傷を負わせたとして、千葉県警は20日、市原市、中国籍の女(43)を医師法違反と業務上過失傷害の疑いで逮捕した。

 発表によると、女は2022年2月、店舗としていた市原市内のマンション一室で愛知県の女性(28)に対し、医師免許を持っていないのに鼻筋を整える医療行為「リフトアップ施術」をした疑い。その際、鼻に糸を過剰に挿入して重傷を負わせた疑い。

 また、21年11月16日頃〜23年10月12日頃、5人の客に対してボトックス注射やヒアルロン酸注射などの医療行為をした疑い。

 「リフトアップ施術をしてけがをさせたことに間違いはないが、注射はやっていない」と容疑を一部否認しているという。