自民党の太田房江・参院議員が経済産業副大臣だった昨年1月、大阪府豊中市内のマンション1室(床面積約72平方メートル)を自宅用に購入していたことが1日公開された資産等補充報告書などでわかった。「大臣規範」は閣僚や副大臣らに在任中の不動産取引の自粛を求めている。太田氏の事務所などによると、就任前に手続きを始めたが、家主の都合で購入が遅れたという。

 太田氏は「規範に抵触するという認識はなかったが反省し、今後は規範を順守する」とコメントした。