防衛省防衛研究所の兵頭慎治研究幹事と東大先端科学技術研究センターの小泉悠・准教授が13日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、ロシアの侵略を受けるウクライナが露軍の防空システムの破壊に相次いで成功したことについて議論した。

 ウクライナは南部クリミアで露軍への攻撃を強めている。兵頭氏は「露軍の防空体制を弱体化させることが当面の狙いだが、将来的にはクリミア大橋を破壊したいのではないか」との見方を示した。小泉氏は「ロシアはクリミアを維持する負担が大きくなっている」と指摘した。