【釜山聯合ニュース】韓国と日本の交流の象徴とされる「朝鮮通信使」をたたえるフェスティバル「朝鮮通信使祭り」が3日、韓国南部の釜山で開幕した。5日まで。

 祭りのハイライトである朝鮮通信使の行列再現は、4日午後3時に竜頭山公園を出発する。

 このほか、朝鮮通信使船の航路探訪や国立釜山国楽院による舞踊劇の上演なども行われる。

 今年は朝鮮通信使とゆかりのある日本の各地域から計約100人の公演団が参加し、釜山地域の芸術家や市民と交流する。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録された韓日の外交資料「朝鮮通信使に関する記録」の特別展は、24日まで複合施設「F1963」で開かれる。

 6日には、祭りの事後イベントとして発達障害を持つ人々による朝鮮通信使行列行事や通信使船の乗船行事が行われる。