【ソウル聯合ニュース】韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官が来週、中国・北京を訪問する見通しだ。今年1月に就任した趙氏の訪中は初めてで、韓国外交部長官が北京を訪れるのは2017年11月以来、約6年半ぶりとなる。

 外交部の任洙ソク(イム・スソク)報道官は7日の定例会見で、趙氏の訪中について、「訪中日程の最終調整を行っており、近く発表できると思う」と明らかにした。また、「(訪中すれば中国側と)両国関係や地域情勢、国際情勢などについて幅広い意見交換があると思う」とし、「相互の関心事について踏み込んだ議論が行われることを期待している」と述べた。

 韓中日3カ国は26〜27日にソウルで首脳会談を行う方向で調整しており、趙氏の訪中は来週に行われる可能性が高い。訪中が実現すれば、中国の王毅共産党政治局員兼外相と会談する見通しだ。