水曜日に行なわれたサウジアラビアのカップ戦で、アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウドがサディオ・マネにPKを譲る場面があったそう。

サウジアラビアではリーグの他にキングス・カップという大会があり、優勝者にはAFCチャンピオンズリーグ2の出場権が与えられる。1部リーグから2部リーグの32クラブが参加した。
5月1日にはその準決勝のアル・ナスル対アル・ハリージが行なわれたのだが、そこでクリスティアーノ・ロナウドがサディオ・マネにPKを譲ったとのこと。
試合は17分にクリスティアーノ・ロナウドが先制点を奪取し、アル・ナルルが1-0とリードした。
さらに30分にはハンドでアル・ナスルがPKを獲得すると…『Daily Mail』によればチームのキッカーを担当しているクリスティアーノ・ロナウドはそれをマネに譲ったのだそう。


そしてサディオ・マネは見事それを成功させ、アル・ナスルに追加点をもたらした。
PKを譲ったクリスティアーノ・ロナウドはその後57分に追加点を決め、アル・ナスルが3-0と大きなリードを手にすることになった。

その後アル・ハリージが1点を返したものの、アル・ナスルは3-1というスコアで勝利。5月31日に行なわれるアル・ヒラルとの決勝戦へと駒を進めることに成功している。

この試合でサディオ・マネがゴールを決めたことにより、このキングス・カップで彼は得点ランクの同率トップに。
並んでいるのはすでに敗退したアル・シャバブのヤニック・カラスコであるため、ロナウドに譲られたPKのおかげで彼は大会得点王に一歩近づいた形になった。