Andrew Goudsward

[7日 ロイター] - トランプ前米大統領が退任後に南部フロリダ州の私邸で不正に機密文書を保管していたとして起訴された事件で、同州連邦地裁は7日、初公判の期日を無期限に延期した。11月の大統領選前に行われる可能性が大きく低下し、返り咲きを目指すトランプ氏にとって追い風となる。

当初は、今月20日に予定されていた。

トランプ氏は40件の起訴内容について無罪を主張している。

大統領選で共和党候補指名が確実な同氏は他にも3件の刑事裁判を抱えており、全ての裁判について引き延ばしを狙っている。