◇ナ・リーグ パドレス―カブス(2024年5月6日 シカゴ)

パドレスの松井裕樹投手(28)が6日(日本時間7日)、敵地でのカブス戦に2番手としてダルビッシュ有投手(37)からバトンを受けて6―0の6回から救援登板。しかし、2ランを被弾するなど1回を投げきれずに2/3回を1安打2失点、1四球で降板し、3試合ぶりの失点を喫した。

 首の張りから復帰後2試合目の登板となったダルビッシュが5回3安打無失点、83球で降板。5回のダルビッシュが登板時からブルペンで肩をつくっていた松井は6回からマウンドに上がった。

 この日は制球が乱れ、先頭に四球を与えると自身の暴投も絡んで1死二塁で4番クリストファー・モレロを迎えた。ここでやや甘く入ったスライダーをすくい上げられると左翼席へ飛び込む2ランとなった。続くマイケル・ブッシュは空振り三振に仕留めたが、ここでマイク・シルト監督がベンチを出て降板となった。

 ダルビッシュは日米通算198勝目を懸けて今季7度目の先発。5回を投げ3度得点圏に走者を進められる苦しい内容も、粘りの投球で無失点でしのぎ、勝ち投手の権利を得てマウンドを降りた。