おやつづくりに使おうと思って買った「パイシート」。
結局、それを使っておやつづくりをする機会がなく冷凍庫に眠ったまま…なんてことはありませんか?

今回は、管理栄養士のゆかりさんが「パイシート」を使ったピザのつくり方をご紹介します。
パイシートのほかに3種類の食材があれば簡単につくることができるので、手軽にピザを手づくりしたいときに参考にしてみてくださいね。

使用する材料について

<「パイシート」150gを使ってピザをつくる場合>

・「パイシート」(冷凍)……150g(今回は75g×2枚使用)
・ピザソース……大さじ3杯ほど
・ミックスベジタブル(冷凍)……50g
・加熱用スライスチーズ……4枚

冷凍品、冷蔵品だけでつくることができるのが、このレシピのポイントです。
ピザソース以外は開封後もある程度保存がきくので、すぐに使い切る必要がありません。そのため、気が向いたときに何度かつくることもできますよ!

なお、ピザソースについては「開封後早めに使い切る」ようにパッケージに表記されていることがほとんどなので、その代わりにケチャップ+塩こしょうを代用してもOKです。

つくり方

1. 「パイシート」を冷凍庫から取り出し、10分ほど常温において自然解凍させる。
2. フォークを全体に突き刺し、「パイシート」に穴を開ける(貫通させる必要はなし)。
3. 「パイシート」を食べやすい大きさに切り分け、ピザソースを塗り広げる。
4. その上にミックスベジタブルを並べ、最後に「パイシート」に合わせてカットしたスライスチーズをかぶせる。
5. アルミホイルかクッキングシートにのせ、オーブントースターで15分ほど焼く(チーズが溶けて「パイシート」がカリッとするのが目安)。

ここでフォークを突き刺し忘れてしまうと「パイシート」への熱のとおりが悪くなり、パイ生地のような食感が失われてサクッと仕上がりにくくなってしまうのでご注意を!

また、少し手間をかけてもよければ、「パイシート」を麺棒などで均一に伸ばして広げると、さらにカリッとした焼き上がりになることに加え、サイズを大きめにすることができますよ。

オーブントースターの天板が大きく一度にたくさん焼ける場合や大人数で食べる場合には、伸ばしてつくることをおすすめします。その際は、ピザソースとミックスベジタブルの分量は増やしてみてくださいね。

おすすめの楽しみ方

今回は手軽につくれることを意識したのでミックスベジタブルを使用しましたが、冷蔵庫や冷凍庫に余った食材があればそれと置き換えてみるのもいいですね。

たとえば、きのこ類、ほうれん草やブロッコリー、ねぎ、パプリカなどが使いやすいと思います。

また、野菜だけでなく、たんぱく質食材をプラスすると栄養価がアップしますよ!
ツナ、しらす干し、ベーコン、ハム、魚肉ソーセージなを加えることで食べ応えが増し、見た目にもボリュームアップして満足感を高めることができるでしょう。

ぜひ、気軽に「パイシート」を使ってピザづくりを楽しんでみてくださいね。

■執筆/ゆかり…保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆など幅広く活躍中の管理栄養士で食生活アドバイザー。1児の母。

編集/サンキュ!編集部

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