毎日何枚ももらってくる学校からのプリント。めんどうだからと後回しにしていては情報も把握しにくく溜まる一方です。

そこで今回は、小学生2人のママで整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんが、後悔しないためのプリント整理収納のコツ3つをご紹介いたします。

1.締め切りプリントは手元に残さない!

優先的に対応してほしいのは、提出締め切りがあるプリントです。学校側もムリのない期限設定をしてくれていますが、手元に持っている期間が長いとそれだけ管理手間も増えてしまいます。

そうした期限付きのプリントは、もらって確認したその場で記入することが鉄則です。記入に時間がかかれば少しゆっくりできる夜の時間帯に、職場に確認が必要であれば仕事用のカバンに入れておくなどして、最短で提出することに徹しましょう。

2.要確認のプリント以外は全捨てOK

新学期始まってからの2日間で2人分で30枚以上のプリントが配られました。しかし、手元に残すプリントは兄妹2人分でたった4枚だけ。即捨てOKのプリントは、

・兄妹で同じ内容のプリント
・重要事項が書いていない学級通信
・確認済みの内容(提出プリントの期限の案内など)
・施設などのチラシ

など。残す理由がないプリントは全捨てでOKです。不安があれば、写真に収めて捨てると後から確認できます。

3.残したプリントは3つに分けて!

残したプリントは、

・年単位の長期保管のプリント
・行事詳細メインの短期のプリント
・月間予定表

の3つに分けて管理すると把握しやすかったです。

長期保管のプリントはファイリングします。年度始めのプリントは情報がアップデートされているものも多いので、内容が被っていれば入れ替えをします。

短期間保管のプリントは、近日中に確認が必要になる可能性が高いので、マグネット付きのバインダーに挟んで冷蔵庫横にくっつけておきます。準備をするときには、バインダーごと持ち運んでチェックができるので便利です。

毎月配られる月間予定表も短期のプリントとしてバインダーに挟んでもよいですが、わが家ではさらにすぐに確認できるキッチン横の扉裏に貼っています。

毎月新しいプリントが配られたら貼り替えるだけの単純作業なので、負担ゼロで管理できます。

「追われる整理」から「追う整理」へと流れを変える!

持たない観点から見れば、「写真で残して全捨てする」が理にかなっていますが、忙しい朝はスマホで撮った写真やアプリを通して見るよりも、直接プリントをチェックした方が早かったです。とくに持ち物の確認などは子ども本人が行うため、現物管理の方がスムーズになることもあるんです。

幼稚園や中学、高校であっても基本は同じ方法なので、一度仕組み化ができれば後回しにしなくてもその場で処理できるくらいスピーディにできるようになります。

■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するInstagramが人気。

編集/サンキュ!編集部

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