埼玉県越谷市消防局に勤める26歳の男性消防士副士長がアダルトビデオに出演したとして停職6ヵ月の懲戒処分となった。

【映像】AV業界の出演ランク事情(図で解説)

 越谷市消防局によると男性消防副士長はこれまで撮影に5回参加し、およそ25万円の出演料を受け取っていたそうで、副士長は「借金がありお金に困っていた。友人に相談したら勧められた」と語っている。

 ABEMA的ニュースショーでは「セクシー男優界のレジェンド」にインタビューを実施。経験人数1万人を誇る現役セクシー男優、森林原人氏は「デビューの人に5万円払うのは絶対にない」と言い切った。

 森林氏は東大進学率日本一の筑波大学付属駒場高校を卒業後一浪して専修大学に進学。その後大学1年でセクシー男優のアルバイトをはじめ、いまや年間出演本数約400本のトップ男優だ。

 アダルトビデオ業界のギャラ事情について「男優は女優さんをリードするという技術がついてこないとギャラというのは上がっていかず、大体1万円がスタートでMAX5万円」と語る森林氏は「5回出てるということは売れたんだと思う。(消防士なので)恐らく普通の一般人よりは身体を鍛えているでしょうし、体を鍛えている人は“テストステロン”が出ているからアッチの調子も良くて、性的コンテンツとして価値があったんじゃないか」と推測した。

 森林氏によるとAV男優は経験や技術によってランクがあり「自分主導」から、「女優主導」「ベッドでの行為を最後までおこなう」といった出演内容の変化や、作品の時間から内容を組み立てる能力、さらには「その人でなければダメだ」といったカリスマ性を加味して、出演料はおよそ1万円から5万円にまで上がっていくという。

 今回のギャラ5万円については「彼が出ている作品は確実に“ゲイビデオ”」と予想して「男性同性愛者向けの作品で、1本5万円というのは決して高くない」「僕たちの世界で男性が恥ずかしがったら『お前何やってるんだ』ですけど、(同性愛の)男性向けの作品で恥ずかしがったら『いいねえ』になる」と説明。

 「撮影自体を本当に心から楽しんでいる可能性もある」と続けると「彼は恐らく撮影の楽しさを知っちゃったと思うので、いくら消防士といえども、もうその心は“消火”できない」とコメントした。

 (『ABEMA的ニュースショー』より)