4月7日にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対オリックス・バファローズの一戦で、ロッテ・佐々木朗希の“爆速牽制”による悪送球シーンが、野球ファンの間で話題となっている。

【映像】“爆速牽制”で生まれた珍プレー

1-1の同点で迎えたこの試合の2回表・オリックスの攻撃、1死一塁、打席には7番・若月健矢、一塁走者には四球で出た俊足の宗佑磨という場面で、ロッテ先発の佐々木は、若月への初球を前に、宗の足を警戒して一塁へと牽制。しかしその牽制たるや、捕手に向けて投げるレベルの剛速球で、少しコースを逸れた球となったことで、一塁を守る茶谷健太が捕球し損ねることに。それを見て、宗はすぐさまスタートを切ったものの、佐々木の“剛球ぶり”ゆえに、逸れた球がフェンスへと当たって一塁方向へと跳ね返り、ほどなく茶谷の前に。この思わぬ事態に、一度はスタートを切った宗だったが、慌てて一塁へと帰塁することとなった。

“剛速球男”である佐々木ならではといった感もあるこの牽制悪送球シーンに、野球解説者の五十嵐亮太氏は、4月12日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)に出演した際に、驚きの表情でVTRを眺めつつ、「うーん」と唸った後で、「これはね、ホームとファースト、投げる方向間違っただけで、球速測ったほうがいいですね。ファーストも捕れないっていうより、ちょっと若干刺された感じありますよね。ビューンって来てね。160km/h出てるってことはないんですけど、まあ、軽く投げても速いですよ。ファースト、これはなかなか捕れないでしょ」と苦笑しながらコメント。またネット上の野球ファンからは「なんやこれwww」「完全にピタゴラスイッチで草w」「朗希がまさかの壁当てw」「なんかこの試合、こういうのほかにもあったよな」といった様々な反響が寄せられている。

(ABEMA『バズ!パ・ リーグ』