【ブンデスリーガ】フライブルク 1−2 ヴォルフスブルク(日本時間4月27日/オイローパ・パルク・シュタディオン)

 フライブルクのMF堂安律がヴォルフスブルク戦で開始早々から決定機を作り出して、スタジアムをどよめかせた。日本代MFの仕掛けからチームメイトのポスト直撃シュートやバイシクルシュートが生まれた。しかも起点となったドリブルにPK疑惑があったこともあり、話題になっている。

【映像】堂安律、足をガッツリ踏まれて絶叫もPKなし…

 開始5分。堂安が右サイドの高い位置でボールを持つと、大外に張るMFヴィンチェンツォ・グリフォにボールを預けて、自身はボックス内に飛び込んでいく。クロスはDF陣に跳ね返されるものの、そのこぼれ球をボックス内で拾ったのが堂安だった。

 堂安は右足でトラップして中に持ち出そうとしたところ、背後からMFアステル・ヴランクスに倒されてしまった。これでPKかと思われたが、プレーは続く。こぼれたボールをFWミヒャエル・グレゴリッチュがシュートに繋げるとバーに直撃し、一度バウンドして大きく跳ねたボールをFWロランド・シャッライがバイシクルシュートを放つものの、このボールは枠外に外れていった。

 堂安が倒されたシーンに対して視聴者は、「PKだろ」「PKじゃないんか」「ファールでしょ」「堂安様になにすんだよ」と審判のジャッジを疑う声を上げた。ABEMAでダブル解説の一角を務めたハーフナー・マイク氏も「結構、堂安選手のところガッツリ削られてましたね」とコメントし、同じく解説の安田理大氏も「ボールには触ってるのかな?」と注目した。

 最終的にこの場面はPKにはならなかったが、堂安は41分に裏抜けからのクロスでオウンゴールを誘発。ただ、フライブルクは1−2で逆転負けを喫している。

(ABEMA/ブンデスリーガ)

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