キャベツが1個950円、税込み価格は1026円。スーパーでいま、驚きの価格が記載されている。野菜高騰ニュースで引っ張りだこのスーパーアキダイ・秋葉弘道社長に話を聞いた。

【映像】秋葉社長オススメ“野菜を美味しく食べる素”(100円)

 農水省によるとキャベツの卸売価格は1年前とくらべておよそ3.7倍、過去3年間でいまが最高値。2月、3月の寒波、4月、5月の天候不順も重なったことで事態はさらに悪化した。

 野菜の高騰がニュースになればなるほど、その需要も“高騰”するのがスーパーアキダイの秋葉社長で「キャベツ1つ1000円なんて、この商売40年以上やって初めて。これは事件だよ」とコメント。

 取材された回数を尋ねると「いっぱい出たけど数えてないから、いくつ出たんだっけな…多分いっぱい!」と答えたため、『ABEMA的ニュースショー』ではNHKと民放5局の地上波ニュース番組をすべてチェック。今週の秋葉社長の出演回数を調べたところ、5日間で10回の出演だった。

 秋葉社長は「番組によってディレクターと話すなかで『高くて高くて』ということを非常に印象付ける番組と『いや、高いけど実はオススメもあるんですよ』と消費者がため息で終わらないで、一点の明るさを感じてもらうような番組というのはある」と、違いがあることを明かした。

 たまにはほかのテーマでテレビに出たいという秋葉社長は「歌ってみたいですね」とB'zの曲が十八番だとして「ABEMAで歌番組やりますか?」とスタッフに逆オファーをかけていた。

 また、オススメの商品について尋ねると5月13日から発売中の「秋葉社長のイチオシ!野菜を美味しく食べる素(100円)」をピックアップして「このタレを発売して、全国展開しようと思って。10種類あるんです。使い切りで100円ですごく美味い。野菜を美味しく食べてもらいたいという思いと、お客様にとっても手軽に料理ができる。レシピとかも書いてあるのですごく簡単、誰でも美味しくできちゃう」とアピールした。

 都心にあるテレビ局から離れた場所にあるスーパーアキダイだが「急な依頼でも受けてくれる」「企画書もいらず電話だけで取材をOKしてくれる」「生放送ならその尺で、VTRなら編集不要なコメントを的確にくれる」「インサートなども逆に教えてくれる」など、取材する側には非常にありがたい対応をしてくれることが人気の秘密だという。

(『ABEMA的ニュースショー』より)