【AFP=時事】中国の習近平国家主席は2日午前、中央アジアのカザフスタン、タジキスタン両国への国賓訪問に向け、北京の空港を出発した。カザフの首都アスタナでは中国とロシア主導の上海協力機構首脳会議に出席する。

 SCO首脳会議では、昨年のイランに続き、今年はベラルーシが10番目のメンバーとして正式加盟する見込み。

 国営新華社通信によると、習氏には蔡奇政治局常務委員と王毅外相が同行する。

 中国外務省の毛寧報道官は1日、習氏はアスタナでカシムジョマルト・トカエフ大統領と「二国間関係、主要分野での協力、地域・国際情勢」について「突っ込んだ」協議を行う予定だと語った。

 その後、タジキスタンを訪れ、エモマリ・ラフモン大統領と共に「中国・タジク関係発展に向けた新計画」について協議するという。 【翻訳編集】AFPBB News