ラッパーのマックルモアー氏は5月6日、自身のX(旧Twitter)を更新。イスラエルと今のアメリカを痛烈に批判する新曲を発表しました。

■「この曲には素晴らしい歌詞のメッセージがある」
マックルモアー氏は「HIND’S HALL. Once it’s up on streaming all proceeds to UNRWA(HIND’S HALL。ストリーミング配信後、収益はすべてUNRWAに寄付される)」とつづり(「UNRWA」=「国連パレスチナ難民救済事業機関」)、動画を1本載せています。

2分49秒の長さの新曲です。パレスチナに対するイスラエルのジェノサイドに抗議する内容となっています。次々とイスラエルの蛮行や体を張って抗議活動を行う人々が映し出され、見た人にかなりのインパクトを与えるのではないでしょうか。

またアメリカもイスラエルに軍事支援をしていることから、自国をも痛烈に批判。「I'm not voting for you in the fall」と、11月に行われる大統領選挙で「ジョー・バイデンに投票しない」という歌詞もあります。

コメントでは、「信じられない。パレスチナ人として感謝している。ありがとう」「この業界で唯一、耳を傾ける価値がある」「白人のラッパーは、DJキャレドがやった以上のことをやってのけた」「素晴らしい」「この曲には素晴らしい歌詞のメッセージがある」と、主に海外から称賛の声が多数上がりました。

■イスラエルは停戦案を拒否
6日、ハマスはカタールとエジプトが提示した停戦案に合意したものの、イスラエル側は拒否。ラファ侵攻の構えを見せるイスラエルに、世界中から非難の声が上がっています。非人道的な行為はいつまで続くのか。我々は声を上げ続けなければいけません。