大東建託は5月15日、首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)居住者を対象に実施した、過去最大級の居住満足度調査の結果から「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2024<首都圏版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2024<首都圏版>」を発表しました。

埼玉県版「住みここち(自治体)」ランキングは、埼玉県に住む20歳以上の男女4万8453人を対象に調査を実施し、2020〜2024年(一部の回答のみ2019年を追加)の回答を累積して集計。回答者が50人以上の自治体を対象としています。

■2位:さいたま市中央区
6年連続で2位にランクインしたのは、さいたま市中央区。区内にあるJR埼京線の北与野駅は埼玉県最大のターミナル駅である大宮駅と隣接しています。コンサートやスポーツイベントが開催される大型施設「さいたまスーパーアリーナ」は多彩なイベントを楽しむ人たちで連日にぎわい、遊び場やバラ園のある与野公園など大きな公園や整備された公共施設、大型商業施設などが集まっています。

回答者からは、「JRの2駅が最寄りとして行先により使い分けできる。車で出かける時は首都高のインターも近く周辺道路も渋滞は少ない。自転車では荒川サイクリングロードまで近いです。自宅周辺は閑静な住宅街だがアリーナ、さいたま赤十字医療センターも徒歩圏内です。これからも地域の発展が楽しみな場所です」「買い物には困らない。イオンやニトリ、ケーズデンキ、ドラッグストアも豊富にある。文化的な発展を目指している地域で、今後もさらに施設の充実を測るための建設が予定されているため、住み続けたいと感じる」などのコメントが寄せられました。

■1位:さいたま市浦和区
6年連続で1位を獲得したのは、さいたま市浦和区でした。県庁や裁判所などの行政機関が集積している、埼玉県の行政の中心地。東京都心へのアクセスも良好です。駅周辺には商業施設だけでなく、美術館や図書館をはじめ、青少年宇宙科学館など学術文化・芸術に触れることができる文教都市ならではの文化施設も充実しています。駅から少し歩くと緑豊かな公園や寺社があり、閑静な住宅街が広がっています。

回答者からは、「図書館などの文化施設が特に充実していると思う。地域のお祭りよりも新しい形のイベントが充実し、参加しやすいものが多いのがよい。ウナギまつりやスイーツまつり。さいたま国際マラソンや、自転車のイベントも楽しかった」「最寄駅が都心にアクセスしやすく、何路線か通っているのでかなり融通がきく。自治体の催し物を頻繁に行っていて子供連れで参加しやすい。街並みが綺麗、歩道などの植物がきちんと手入れされている」などのコメントが寄せられました。

※回答者のコメントは原文ママです

この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。