本拠地ジャイアンツ戦で5号ソロ

 米大リーグ・ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が2日(日本時間3日)、本拠地ジャイアンツ戦で今季5号ソロを放った。この日も大谷翔平投手の前を打つ「1番・遊撃」として出場。8戦5発で年間101発ペースとし、米記者は「地球上で最も熱い打者」と絶好調ぶりを表現。また別の米記者は、ベッツの得点がほか3球団の合計記録を上回っているという驚きのデータも紹介している。

 とにかく止まらない。1点を追う3回1死の第2打席、ベッツは相手先発のウェブが投じたチェンジアップを左中間へ運んだ。同点ソロで開幕から8戦5発。大谷が出迎える中、悠々とホームインした。この日も2安打で打率.500。5本塁打は両リーグ最多の爆発ぶりだ。

 驚異の数字をマークするベッツについて、米専門メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マケイン記者は自身のX(旧ツイッター)で「オオタニを見に来て、ベッツを見るために留まる。オオタニの爆発はいつか来るが、現在はムーキー・ベッツが地球上で最も熱い打者だ。ムーキーは今季、使命を持っている。彼は最近のポストシーズンでの苦戦を燃料とする男のようにプレーしている」とつづった。2018年MVP男の今年に懸ける思いを推察している。

 また、米カリフォルニア州地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のドジャース番ビル・プルンケット記者も自身のXで「ムーキー・ベッツは今季14得点。メッツ、ホワイトソックス、ツインズはまだ到達していない」と紹介。2日(同3日)終了時点でメッツは8得点、ホワイトソックスとツインズは11点にとどまっており、ベッツ一人の14得点に届いていない。

(THE ANSWER編集部)