ドジャース大谷翔平(29)の〝関連株〟が30日、それぞれ上昇した。

 ドジャースは29日(日本時間30日)、化粧品大手コーセー(東京都)と複数年のパートナーシップ契約を結んだと発表した。今季中、本拠地ドジャースタジアムの電光掲示板に広告が表示されるほか、球場内に商品を陳列できるようになる。

 コーセーは2023年から大谷個人と契約をしていたがチームにも拡大した形。ドジャースはこれまで全日本空輸(ANA)、TOYOTIRE、興和、大創産業、日本管材センターとも契約締結を発表しており日本企業との提携を深めている。

〝大谷効果〟は株式市場にも波及。コーセーのこの日の終値は前日比+184円の8152円と上昇した。

 またこの日は「お〜いお茶」を販売する伊藤園が大谷とグローバル契約を締結したことを発表。この日の新聞各紙に広告が掲載された。同社株の終値も前日比+141円の3830円となった。

 大谷はこの日のダイヤモンドバックス戦で5試合ぶりのマルチ安打で2安打1打点と活躍したが、その打棒同様、株価も押し上げている。