カメラマンが被写体に

 米大リーグ・ドジャースの公式カメラマンが、大谷翔平投手を取り巻く現象を1枚の写真で表現し、話題となっている。カメラマンがカメラマンを狙った構図で、日本のファンが「Shoheiを見たいのは皆同じ」と反応した。

 ベンチに座る大谷は、打撃用の手袋をはめている。それをグラウンドにしゃがみこみ、数人のカメラマンがこぞって撮影。膝をつき、必死に収める様子を後ろから捉えた1枚だった。他の選手を含め、プレーの邪魔になってはいけないのはもちろんだが、ファンによりよいものを届けようと仕事をしている。

 ドジャースに同行して撮影を続ける球団専属カメラマンのジョン・スーフー氏が、インスタグラムに15日(日本時間16日)までジャイアンツ戦が行われたサンフランシスコのオラクル・パークで撮影した写真を投稿した。

 スーパースターだけに一挙手一投足が注目される大谷。日本のファンから「たくさんカメラマンさん、いてるんですね」「Shoheiを見たいのは皆同じ」と驚きのコメントなどが寄せられた。

 さらに、遠征まで帯同してチームや大谷を取り巻く空気を伝えてくれるスーフー氏に「心躍る素敵な写真をいつもありがとう」と感謝のメッセージも寄せられた。

 ドジャース移籍1年目の大谷は、ここまでナ・リーグの首位打者や本塁打王を争う大活躍。カメラマンのおかげで、エンゼルス時代よりも素の姿が世に伝わる機会も増えている。

(THE ANSWER編集部)