闘病少年へ始球式をプレゼント…その時大谷は何を語っていた?

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が、病と闘う少年にサプライズを仕掛けた際の“反応”に再び注目が集まっている。ドジャースの地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」が紹介した動画で、大谷は驚く少年の表情に思わず大笑い。さらに優しく話しかけ、楽しげな空気を発散している。

 同局がチームの裏側を見せる動画「BackstageDodgers」最新作として公開されたのは、16日(日本時間17日)に大谷が病と闘う13歳の少年アルベルト・リーくんに始球式の権利とスイートルームでの観戦をプレゼントした場面だ。大谷の音声にスポットを当て、大きな音で再生されるようになっている。

 ドジャースタジアムの記者会見場に座るアルベルトくん。大谷はその部屋に入る前から、反応が楽しみな様子で「ふふっ」「(人が)凄くいるんですけど」と笑いをこらえられずにいる。

 Tシャツ姿の大谷が「ヘーイ」と登場すると、アルベルトくんは文字通り目を丸くして驚いた。さらに「会えてうれしいよ。ハハハハハ!」「緊張してる?」と英語で話しかけ、サイン入りのユニホームとサインボールをプレゼント。「ワーオ」と驚くアルベルトくんに「来てくれてありがとう。今日は始球式をするんだよ。準備はできてる?」と話しかけ、驚く様子をまた楽しそうに見つめている。

 動画での大谷は笑いが絶えず、自身が仕掛けたこのイベントを心から楽しむ様子が伝わってくる。この後大谷は、アルベルトくんがマウンドに立った始球式で捕手をつとめた。続くサプライズを自身もすっかり楽しんでいたようだ。

(THE ANSWER編集部)