レンタカーで四国をめぐる訪日外国人に役立ててもらおうと、観光団体「四国ツーリズム創造機構」が四国4県の名所やドライブコースをホームページで公開した。英語と中国語(繁体字)のほか、日本語でも読むことができる。

 同機構の公式サイト(https://shikoku-tourism.com/)に開設された特集ページ「DRIVE SHIKOKU」。経路検索アプリ大手のナビタイムジャパンが持つ、過去の訪日外国人の移動データなどを同機構が分析。4県で約60カ所の観光スポットを抽出した。

 車でめぐる際の参考にできるよう、テーマ別に6コースを用意した。

 「お遍路と自然」を楽しむコースでは、高松空港を起点に、屋島寺(高松市)、霊山寺(徳島県鳴門市)、岩屋寺(愛媛県久万高原町)などを5泊6日で回る。

 同機構には四国各県からの出向職員がおり、それぞれのこだわりも反映。徳島ラーメンの「いのたに」(徳島市)、網焼きの「萩の茶屋」(高知県土佐市)など、ナビタイムのデータになかった地元の名店や名所の情報もふんだんに盛り込んだ。

 担当者は「自信を持ってオススメできるコースを作れた。ぜひ利用してほしい」と話している。

 英語版(https://drive.shikoku-tourism.com/en/index.html)、中国語(繁体字)版(https://drive.shikoku-tourism.com/zh-tw/index.html)、日本語版(https://drive.shikoku-tourism.com/ja/index.html)。(山田健悟)